緩やかな拒否
なんか切ないよ
ぷっつりと気持ちが途切れた
チョキンと切り落としたのは私
だから呼び掛けるのはおかしい
それでもね
笑っていられると思っていたの
考えが甘いね私は
あなたの気持ちを考えられてないね
緩やかな拒否があって
明確な無言があって
もう手を繋ぐことも
唇を合わせることもない
分かっていたし
本心では私もそれを望んでいないけど
望んでいない自分も悲しいの
自分勝手だね
そして私は新しい人に甘えて
心の隙間を埋めるの
愛を与えてもらって
幸せが満ち満ちるの
幸せってなんだろう
愛ってなんだろう
こうやって私は過去を忘れていくし
どんどん上書きをしている
切なさはすぐ
新しい愛で埋める
私はひとりになれない
弱くてずるい