空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

2016-01-01から1年間の記事一覧

歩く

終わりのないこの道 ずっとずっと進み続けて 私はなにかを見つけるの? ずっとずっと歩き続けて あなたはいったいどこにいるの? 見つけたい 見つかりたい 明日もまた望んでもいいかな 何回も寝て、何回も起きて、何回も歩く 私の人生だから

しあわせ

こころに詰まって、ぼこぼこになっていたけど きれいな風穴をあけてもらえたから すー、すー、と、風通しがよくなって あたしのこころは、すごくすっきりした あたしって、しあわせだな 助けを求めたら、応えてくれる声がある そんなことを感じられたことが …

遠い空に想うことは私がなぜ心安らかになれず今もここにいるのかということ からだが透明になって霞んで消えてしまえばきっとなにも感じなくてそれは限りなく心安らかなことだろう 呼吸をする頬が紅潮する生きている 生きるとは心が安らぐ先に生涯をかけて…

流れるように生きる

気力が出なかったり 前向きな考えが浮かばなかったり そんなときもあるけど 気にしないようにしたい ずっとそのままなんて 望んだって無理なのだから いずれはどんな形にしろ変わってゆく 私がどんなに変わりたくなくても どんなに変わりたくとも 私を取り巻…

渇望

あなたのメールから 暖かさを探したけど 羅列された文字に あたしの求める温かさはなくて どんなに表面的にうれしい言葉でも そこに温もりはなくて 渇いて渇望しすぎているあたしの心が あなたの温かさに、気づけないだけだと そう思いたい 思いたいよ

覚悟

話があるんだ その声のトーンを聞いただけで 私の心が凍てつくのをあなたは感じたでしょうか せめてもう少し上手に 声色を変えてはくれませんか 話を聞く前に 全て悟ってしまうような 声の温度を変えてはくれませんか 返事をしないまま見つめ返した私を見て …

孤独

電話越しに聞こえる くぐもった声の後ろの 楽しそうな笑い声 あたしとあなたの距離 遠すぎて、遠すぎて、 果てしなくひとりぼっちだと思う

呼吸

泣きたい ただもうこの景色に 自然の素晴らしさに 泣いて泣いて流して流されて どうにかなりたい どんなに呼吸が乱れても 涙で顔がぐちゃぐちゃになっても 光が 水が 緑が 静かに呼吸しているこの場所が 包んでくれるから 一緒に生きてくれているのですか こ…

妖精

明日になればきっと忘れてしまう それくらいのふんわりした軽さで あたしはあなたの隣にいたい 空気のような重さで 思い出せないくらいの自然さで あたかもそこにずっといたかのように あたかもそこにずっといなかったかのように 思い出せないのになぜか懐か…

ありがとう

うれしい気持ちも たのしい気持ちも 悲しい気持ちも 切ない気持ちも 教えてくれて ありがとう 幸せな空間を ありがとう あたし 生まれてきて良かった

イマココ

止まらない 止められない 進む気持ち、想い それがマイナスだろうとプラスだろうと 後退だろうと前進だろうと とどまることができない、イマココ、には このままじゃいけない このままの私じゃいけない 駆り立てるのはなに? 私を急がせるのは誰? 変化しな…

日々

毎日が、長くて、重くて 上がらない腰をあげて よろよろと、歩く 早く、抜け出したいのに 走り出せない あたしの背中を押す ひと突きが欲しい

責におぼれて埋もれる

私はなにも悪いことはしていない それなのに落ち着かない 余計なことをしたんじゃないか、って 私なんかが差し出がましかったんじゃないか、って 誰かに責められたわけでも めんどくさいと言われたわけでも、ないのに 責める 責める 私が私を責める 気にしな…

風が通り抜けていくように

おいで って あたしの頭の上から声が降る その言葉が大好き さくさくと ひゅうひゅうと なんだかあなたの存在が遠くなります すっきり、さっぱりと 関係のないものになっていきます ぶかぶかな指輪、親指にはめてみる どうして置いていっちゃったのかな 薬指…

縮こまる

罪悪感 重くて… 苦しくて… 小さくまるまって このまま、米粒くらいまで縮んで パチンと弾かれて消えてしまいたいくらいだ 申し訳ない自分でごめんなさい どうしようもない自分でごめんなさい ごめんなさい…

笑い泣き

あたしに幸せをくれた 形なんかないけど ワクワクをくれた 嬉しかったけど なんだか凄く泣きそうなのはなんで? 終わりが見えたからなのかな

終わらない疑問

変わらないことは 強みでも弱みでもある 変化して得る何か 変化しないからこそ、得る何か どちらにも価値があり どちらにも意味はある 両方を得ることは難しい 大切なのは 選んだ生き方を誇りに思うこと どんなことにも正解なんてなくて 頭では分かっている…

遠い

泣き出しそうになる心を 止まらない想いを どうやって、 どうすれば、 あたしの中から、吐き出せるのか 背を折り曲げて 風で髪が逆立つ中 あたしの口から漏れるのは 小さな嗚咽だけ どうしてあのとき 振り向いてもらえなかったのかな あたしの視線、わかって…

言葉が喉につかえる

言葉が喉につかえる 気持ちを、言葉に変換するのがうまくできなくて どうしたら、この気持ちが あたしの中から出せるのか 伝えたいことはたくさんある ただ、喉につかえて、うまく出せなくて ただ、好きなだけなのに

震える息

膝をあわせて 両手を膝の上に乗せる トリートメントをしっかりした髪の毛は しっとりとしていて落ち着いている 紺色のスカートとクリーム色のシャツ 言葉を出そうとすると 息を吸い込んでしまって話せない 本当はもっと思いを伝えたい 私の言葉で伝えたい も…

先回り

知ってるよ 他人のふり わかってる 距離を縮めないで ねえ、それ もう私のことだって私わかってるよ そういうの、いいと思ってしてるのか知らないけど やばいなぁ 好きなんだよね ばかな人

遠くの胸

吸い込まれそうな空気の鮮度に私は目を閉じた 全身すみずみまで、この新鮮な空気が私に染み込むまで 何度も息を吸って吐く 耳が冷たくなって 頬が紅潮する 目を開けたら涙がこぼれた 指先まで、つま先まで 漲るものを感じる (今なら飛べるかもしれない) そ…

偽りの自由に安堵

遠くから呼ぶ声が聞こえる 私は耳を澄ませて、それがいつもの声であることを確認して安堵する 大丈夫 すぐに向かわなくても怒られはしない その声が聞こえている間 私は安心に包まれたまま自由になれる 鳥かごの外に出て自由になっているのに その声が届く範…

甘美な夢

あなたの言葉に一喜一憂 揺れ動く気持ち 完全に調子を狂わされているけど 揺れ動かされることすらしあわせで 突き落とされても 褒め上げられても 私の思考や行動、私という存在を 動かされていることがうれしくて このまま私の意志がなくなって 私というもの…

添う

いつだって待ってるだから安心しておいで心の中なんて誰にでもわからないものあなた自身にも、もちろん私にもわからないから未来があるどうにでも変われるって思えるの素敵でしょう?何がどうなろうとも待ってるよいつもそばで

送信失敗

どうしてうまく伝えられないんだろう なんで分かってもらえないんだろう どんなに言葉に気をつけても どんなに意味が違うと伝えても 受け取られてしまう 意図しない、私の本心ではない、思い 言葉を重ねて重ねて 坩堝にはまっていく 頑なになった相手の心は…

私のしあわせ

あたたかく しあわせに包まれていると ふいに手を離したくなる そのときに あなたはどんな顔をするんだろう そのときに あたしはきっと 開放感を感じてしまう しあわせを手放すことに微笑んでしまいそうで 離したくなる手を握り返して しあわせなのか分から…

微笑みながら凍る

遠くを見ている そう思った 目の前にいるけど、私と話をしているけど 彼の目線の先には未来があって そこに私がいないことが 私には分かる 私は笑顔を貼り付けながら 彼の未来をただただ聞く 私と違う道を歩いていることをはっきりと感じながら だんだん見え…

氷と熱

冷たい指先と熱い耳たぶ冷静な気持ちと火照る思い相反するものがいつもあたしをバラバラにする

晴れ晴れしい

もうすぐだね はちきれそうな胸をかかえて 私は歩き出すことになるんだ 楽しみで、心が弾んで口から飛び出しそう じっと座っていられなくてバウンドしちゃう ありがとう、ってこの世の全てに感謝の気持ちがわいてくるよ 小指のピンキーリングを光らせて 道を…