2016-11-08 妖精 明日になればきっと忘れてしまう それくらいのふんわりした軽さで あたしはあなたの隣にいたい 空気のような重さで 思い出せないくらいの自然さで あたかもそこにずっといたかのように あたかもそこにずっといなかったかのように 思い出せないのになぜか懐かしい匂いや その匂いでなぜか微笑んでしまうような 分からないのに何故か涙してしまうような 軽やかな妖精のように 存在していたいのです