空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

2016-01-01から1年間の記事一覧

安心の元へ

泣いたらいいと思うよ たまに怒ったり 照れたり 拗ねてもいいんじゃないかな 笑ってなくていいよ そんなに自分守らないで 怯えないで もう大丈夫だから 声を立てて笑うことで 気持ち消そうとしないでよ その大事な気持ち こっちに預けてごらんよ 決して粗末…

求める

痛いときは心細い世界でひとりぼっちになったかのように背中を丸めて膝を抱える大丈夫?の声をそばにいるよ、の声を背中をさする温かい手をくださいあたしはこんなにも小さくて脆いもうすぐ消えてしまう

泣いて

腕をつかみながら着いて行ってたのは いつだったろう いなくなったら泣いて 寂しくなったら泣いて なんでどうして、と我が儘を言っていた いつしか そんな自分を忘れていたけど 忘れられて 本当は泣いていたんだよ 本当は 泣いているんだよ 今も

笑い話

いつになったら笑い話にできるだろう何度も脳裏で繰り返す 顔の強張りなしで話せている自分 少しの同情を交えているけどそこまで重く受け止めていないみんなの顔それが理想なのにまだ シミュレーションで涙が溢れるもう20年も前の話を私は笑い話にできないな…

ゆるむ

ぬくもりを感じると どうして ほほが緩むんだろう 心がほぐれて まるで優しい人にように 振舞うことができる

シンクロ

気にしてないつもりでも いつの間にかうつむいたり 歩くのが遅くなったりしてる憂鬱の影っていつも いつの間にか忍び寄って あたしにシンクロする胸の心臓を ぎゅってしてくるから たまになんか涙が出そうになるよ気にしてない、気になんかしてない そもそも…

生きる

つまずく 見上げる 遠い、遠い空 視点が変わる 空から見下げる 小さい、小さい自分 そんなにちっぽけな体で この大きな世界で ただ生きる以外、なにができるというの?一生懸命生きる以外、なにができるっていうの?そんな悩みなんて忘れてしまいなさい 明日…

しあわせな一瞬

脳内がぼおっとしてきて なにをしているのか分からなくなる時があるの 突然笑ってしまいそうで 自分がどこにいるのか忘れそうで この体も この世界も なんだったか全部思い出せなくなりそうな時が、あるの 小さな死みたいなもの それを感じるときに、一瞬し…

世界

灰色の世界に色を見た 曲げれない想いと 上を向いてしまう心を 止めれないわたしの世界

涙のちから

泣いても、いいのかもしれない もしも涙をこぼしたら この、やりきれない思いは少しは軽くなるのかな 胸につかえたものが、少しは減るのかな 顔がぐしゃぐしゃになったら 涙でどろどろになって 醜くなったら なにもかもがどうでもよくなって 生きやすくなる…

わたしの記憶

記憶がない、なくしたい あの頃わたし、どんなだったろう どういうつもりで なにがあって そんなことになったんだろう わたしはどんな人でしたか? なぜあなたはわたしに惹かれましたか? 終わったことなのに 悲しい気持ちがどうしてよみがえる 気持ちがいつ…

決めないで

いないだろうって思う、思ってる でも、やっぱり窮屈とも思ってしまう行動を予測しないで 行動を提案しないで 私の未来を、行動を、なぜ「あなたが」決めようとするなにも話したくなくなるのよ そういうのでもやっぱり 衝動的に嫌になっても いないだろうっ…

衝動を押さえ続ける

心のなかにぼろぼろの布を持っている 少し引っ張ればすぐ破けるような 繊維も脆くなっている布破けないように いつもピンと張っているけど たまにそれを自分の力でビリビリに破きたくなる張っていてなんになる 破けないように気を付けているのは 自分のため…

愚か者

そんな風に思っていたなんて知らなかったの あたしは幼くて 自分のことしか見えていなかった傷ついているのが分からなかったの 言い訳にしかならないのは 百も承知 あたしは青くて未熟者だった膝をついて 空を見上げて 心のなかをあなたでいっぱいにしてもな…

狭間に気持ちが落ちてしまった

狭間に気持ちが落ちてしまった好きなのか もう嫌いなのか 自分でもわからなくて顔を見て 条件反射のように笑顔になる自分の気持ちを 自分でさえ理解できない嬉しいの? 会えて良かったの?嬉しくないのに嬉しくて 好きじゃないのに好きで何が本当なのかなん…

気付いて

あのときのことば、というものが嫌い 賞味期限の切れた言葉を大事に持っておかれるのが嫌い さらさらと ふわふわと あたしの心は移り変わるの いつまで過去の言葉に あたしを縛り付けるつもりなの いつまで証拠のように その言葉をかざすつもりなの ねえ あ…

距離

さようならと笑顔で背を向けて 歩き出した私の顔をあなたは知らない誰もわからない なにも知り得ない 人の心なんてそんなもの知られたくないことだってある 踏み込まれたくないものもある とても見せれないわ こんな私だけど私も知らないの 背を向けたあとの…

駆け寄る勇気

遠くもなく 近くもない その背中に向かって 走っていける 勇気のつま先が欲しい 手をのばして あなたの肩をたたく 勇気の指先が欲しい 振り向いたあなたに 戸惑うことなく話し掛けられる 勇気の唇が欲しい 限りなく遠くに行ってしまう前に 一歩を踏み出す勇…

くるくるまわりつづける

行き場のない、息苦しい場所にするのはいつも自分 少しの光を信じて、いきなり飛び上がって動き出すのも自分 いつだって自分次第だ、って 今まで何度だって確認してきた わかってきたはずなのに 何年も何年も何年も 同じようにくるくる回る でもそれが人生 …

指先をつかんで引いて

叶うとか 叶わないとか もう そういうことじゃないんだ 意思なんて 意志なんて 小さく丸めて わざと床に落としてる 希望とか そういうきらめくような言葉を 耳に入れないようにしているんだ 零れ落ちるのは涙ばかりで 溢れるほどの情熱と もう出会えない気が…

丸まった背中を見つけて

お腹がいたいだけで心細くなる 痛みが全身に伝わって ひとりぼっちな気分になる小さく丸まって 痛いところに手を当てて撫でる 大丈夫、大丈夫、ひとりで呟く傷ついていると余裕がなくなる 痛みに支配されてなにも考えられなくなる このまま丸まり続けて 丸く…

叱咤

日々に忙殺される あたしの人生はどこ 情けない 生きれてないって どういうこと 逃げの言葉 生きてる事実がある以上 これが自分の人生でしょ 選択肢がひとつだったわけじゃない 過去がどうであれ 今は 自分でも選び取れるものがあるはず いい加減にしてよ 目…

胸がざわざわ

胸がざわざわ 本当はわかってる わかってるけど認めたくない 目を背けたい 知らないふりをしたい 聞こえないことにしたい 逃げたい やめたい 全力疾走して逃げようとしてしまう気持ちを 本当は止めたい気持ちも在る でも あたしは弱い 弱い 弱いふりがしたい…

わからない

なぜだか わからない なぜそんなに おしつけるのかわからない わたしのしたいことをしてはいけないのか まるで わたしのすることは 全て悪いことのように あなたはなぜ しかるのか なぜだか わからない わたしだって やりたいことがある 気ままになりたいと…

静かに焦がれる

待ってるフリ 誰も来ないんだけどね こうやってると まるで 恋人との待ち合わせ そんな風に見えているかなって あの時の恋も 泣けなかったあの恋も 今となっては思い出すことすら 擦れてしまった でも あたしがミルクティ好きなのを きっとあなたは 覚えてい…

こんな気持ち知らない

こんな気持ち知らない って・・ ほんとは言いたい こんなに不安で重くて苦しくて泣きそうな でも こんなに・・ 満たされてる気持ち 実は感じたことあるね ほんとはね・・・・ あるね 大人になったね あたし だからもっと 素直になろう 会いたいんじゃないの…

目の上にかかる前髪

目の上にかかる前髪 細い足首にコンバース 少しだるそうに歩くけど その歩幅があたしと同じ 笑うタイミングとか そういうの知りたい 視線の先に あたしが居たい その唇で 名前を呼ばれたい だけど そう思ってることは 知られたくない ひとりの帰り道 小さな…

自分と繋がる感覚

自分と繋がる感覚 わすれてたよ 思い出したら あっというまに、思い出したんだ なんで忘れていたかも忘れていたくらいに 空の色が変わる 空気の匂いが変わる 自分が自分で在ることって 生きてる感覚があるってことなんだ

みつけた

とても すごく 小さな自分をみつけた あたしは小さくて 迷っていて かすれてた 受け止めたものが なんだか判らずに ひっくりかえしたりして 覗きこんでた ほんとは 知ってるものだった でも 忘れてた・・・わけじゃないけど 判ろうとしてなくて わかんなかっ…

強い向かい風に向かって

強い向かい風に向かって 一歩ずつ、歩を進めるんだ 大丈夫 聞こえない 聞こえない、聞かない、惑わされない 自分の声を聞くんだ 自分の心の声を