大きな不安
泣き出したい夜があって
やりきれない朝があって
こんなにも
うまくいかないと思い続ける日々があって
この先をどう生きればいいのか
考えあぐねる
求めることはあって
邪魔されたくない気持ちもあって
強い口調で話してしまう
それでも広い心は持っていたくて
投げたり逃げたりして生きてきた
それを悪いとは今も思ってないけど
その繰り返しだな、私の人生
ひとつを極めることが善ではない
けど
分散していることが善でもない
何がよくて何が悪いかなんて
個人の人生においてないはずなのに
指摘されると過剰反応したり、うろたえたりしてしまう
確固たる後ろ楯がないから
自分の言葉や心情だけで話すことが
不安になるんだろう
ねえ、私は間違えていますか?
こんな風に生きることはダメなんですか?
誰の許可も要らないのに
不安で聞きたくなる
そして肯定が欲しくなる
生きることは、なんて大きな不安なんだろう