生きる
いろいろな荷物をおろして
私の生きる速度は減速した
ゆったりとした、素朴な暮らし
丁寧さが増し
些細なことに気付けるようになった
本来の「生きる」とは、なんて
正解などないけど
ゆっくり暮らしていると
自然の調和と共に生命を維持してる感覚があって
それくらいの穏やかさで生きることが
本当の「生きる」なんじゃないかと思えてくる
いつも必死だったし
たくさんの刺激が必要で、そのたびに激しい感情に揺り動かされた
それこそが「生きる」だと思っていた
長くて短い人生の中で
さまざまな「生きる」を感じることこそ
人生を生きている、ということなのだろうか
私はこれからどう生きていくのか