空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

そんなの全部覚えてるよ

そんなの全部覚えてるよ覚えてないって嘘ついたのは 全部覚えてることが恥ずかしいからだよあの時の空気感も 私が躊躇した理由も それでも嬉しかったことも ぜんぶぜんぶ私にとってだって大切な思い出だよでもね あのときに間違えたんだってことも 私は分か…

恋する声色

電話口の甘い声 恋をしている人の声色触れあえなくても その声に包まれている間は すぐそばに存在を感じるもっとずっと 声を聴いていたい

私の不変を願う

小さな、ささやかなものを 少しずつ積んでいく私とあなたの未来 穏やかな空気が流れるようにひとつづつ過去の引き出しを開けて それを懐かしんで語り合う 他の人とはできないこと 長い年月があるからできることひとつの思い出に同じ感情が存在してる あの時…

周りが止まっている間に休みたい

逃げ場所がない どこにもいけない だれかに話したい終わらない日々 止まれない日々人との関わりを 一時停止したい嫌な訳じゃないのに 楽しみを感じられないくらい 余裕を失ってごろごろ転がりながら移動したい

自分自身を現してしまうのが私の使う言葉

疲れて横になりたい日が増える 私はなんのために 動いているのかを忘れる人の気持ちはどうにもならなくて どんなに考え抜いた言葉でも 人がどう受け取るかは分からなくて言葉を発するのが怖くなったり しんどくなったりするごめんね、の一言じゃ なんの解決…

思いが伝わらない切なさ

切ないよ 私は楽しみにしていたんだよ それを伝えられなかった私が傷つけた そんなつもりはなかったけど 傷付いてしまったのなら仕方ないそれを私にはぶつけてくれないから 話をすることもできなかった話せるときは来るのかな 私は話がしたいよ

ごめんね、ありがとう

他愛ない時間の大切さ 気持ちをどこかに置いておける余裕私の人生すべてが 息苦しい時間なわけはなくてゆっくりと進む時もあるし うとうとしちゃう時もあるし自分のペースが見えなくなったら まるで違うことに 脳内を持っていくしかないねごめんね、ありがと…

私に戻れない

泣きたい 休みたい 動きたくない私が私に戻る時間がほしくて 余裕がなくなっているたくさんのことが起こりすぎて 処理ができなくなっているただただ予定のない日を どうやって作るのかもわからなくなったどうしたらいいのかな 私に戻れない

私の現実を見えなくしたかった

自分の心のなかを覗き込みすぎて そこにある感情を シンプルに並べたら どうしようもなくなった会いたいけど 悲しくなるそれは完全に恋心であって 叶わない恋心であって もうどうしようもないよね切なくて涙をこぼして このまま遠くまで逃げてしまおうかと思…

例え偽りの愛だとしても

非日常を得て 私は還ってこれるのかな戻りたくなくなって そのまま消えたくならないだろうかつないだ指先や 優しい目 抱きしめてくれる強い腕を無くすことを選べるかな自分の嫌な部分を 小さなよく切れるナイフで切り取って 捨ててしまえたらいいのに同時に…

拒絶したい

もうみんな嫌い 全部なくなればいいのに私の気持ちが届かないし 私への気持ちも届いてないなんにもなければ悲しくないのに嫌い 全部嫌い 忘れたいうかれたり 喜んだり しなければよかった幸せなんてなくなるんだ全部やめて 1人でこもりたい 私が求めるまで …

行方を失う

甘い綿菓子のような まぼろしのような幸せは いつのまにか現実にどっぷり浸かった私には もう訪れないのだろうか無我夢中になるとか なにもかも忘れちゃうくらいのめり込むとか そんな感覚を以前は普通に持っていたのにいつのまにか第三の目で 物事を冷静に…

なにもかもなくなればいい

嫌になってしまった やめたくなる 全部壊れてなくなればいいのに好きなことが疲れることに変わる 自分の存在に不安を覚える安心できる場で ぬくぬくとまどろんでいたい 誰にもなにも言われたくない 誰にも関わりたくない閉じ籠りたい 私に声をかけないで

霞む世界と終わる気持ち

少し冷めた気持ちが続いてる もう一度盛り上がるのかはわからない頭が痛くて少し眠い 私の体調と気持ちが連動して 盛り上がらなくなっているのかもしれないかわいい笑顔を思い出しても 力強い腕を思い出しても ときめくほどの余力がなくて私の中のあなたの姿…

物思いに耽る

なんでもない日常の 他愛のない時間物思いに耽ったり 空を見上げたり私は毎日 なにを求めて生きているんだろう物欲ではなく 私のほしいものってなんだろう 私のしたいことってなんだろうこれから先も人生は続く日々をこなして生きるより 能動的に生きていた…

すれ違う心

私にとっての喜びが あなたにとっての喜びと違うように私にとっての悲しみは あなたにとってはなんでもないこと なのかもしれないすれ違い 気づかないままに どんどん遠くなっていつのまにかもう あなたの姿が見えない

感情分散

ひとつのことに集中しすぎると その事がなかなか進まなかったり 思っていたのと違う方向になったり いろんなことに細かく気づいてしまって 些細な変化に気持ちが乱されてしまういろんなタスクを同時進行で進めれば 一つ一つに気持ちを込めれない分 ある程度…

友達と恋人の境目

友達と恋人の境目はどこだろう手を伸ばして触れあうとき 指を絡めたら恋人かなあなたの眼差しからは 私への気持ちが見えなくて それは友達に対するものに見える友達との愛は育まれても 友達に恋はしない私はあなたをなんだと思ってるんだろう

お利口な私

言葉のテンポで笑って なんも考えてない頭を振って モヤモヤを吹き飛ばすなにも考えなければいい なにも感じなければいい当たり前のことなんて 誰にとっての 何にとっての 当たり前なのか次々に喋る 私とあなたの唇が止まらない笑って 笑い飛ばして 中身が無…

現実味の伴わない恋なんて

最後だけでも 本当の本心は見えるのかな傷つきたくなくて 軽く軽く会話をしていた 重みを出さないように たいしたことじゃない、と 現実を見ないようにして 気持ちだけにフューチャーしてでもそんなのつまんなくて 現実味の伴わない恋なんて 面白くもなんと…

おわり

ああ、もう、終わりにしよう少し悲しいけど 慣れれば平気だろう最初からこんな続く予定ではなかったし 切りもいいどんな風に終わろうかな 終わらせられるのかなきっと大丈夫

唐突に嫌になる

唐突に嫌になる 胸にチクチクと痛みが走る 会話の隅々に見え隠れする 私の知らない世界いなくなればいいのに 私がここから いなくなればいいのに嫌なら逃げればいい やめればいい 全部なぜと問いかけることができなくて 蓋をすることで胸が重くなる 黒ずんだ…

言葉を失う饒舌な唇

人は本当に何かに魅せられたとき 言葉にならなくなるいつもなら饒舌な唇が 言葉を失って唖然とする どう表現したらいいかわからなくなるし 素直に発すればいい言葉を 恥ずかしくなって言えなくなるその胸の高鳴りを どう伝えたら一番伝わるのかいつもわから…

この感情は恋とは呼べない

少しひとりの時間が欲しい なにも脳内が整理できなくて 目まぐるしい日々に追い付いて追い越して 自分が何をしているのか どこに向かって走っているのか 分からなくなっているあなたのことは大切だけど 好きな気持ちが見えなくて 触れ合いたい思いさえ 今の…

帰りたい

帰りたい 帰りたい 帰りたい 誰かの胸に温かくて 力強くて 守られていると感じたいなにも心配することなどなくて 安心していられて 泣きつかれて眠ったら 頭を撫でて欲しい帰りたい 私の場所に帰りたい憧れの場所に帰りたい

批判も否定もされない安全な場所で

疲れていると余裕がなくなる 些細なことでいらいらして 敵味方という視点で物事を見てしまうまともな思考回路が持てない 目も耳も頭も重くなって マイナスなことでいっぱいになる私なりの正解や 私なりの正義が うまく人に伝わらないとき 黙るしかないのにや…

恋愛なんて

本当に大したことではないのだ 恋愛なんて我に返れば 相手はなんの変哲もない人で 私も別にヒロインではないし日常生活の中にある 少し濃いめの人間関係で深く悩むことなんてない大したことないよ深呼吸して 軽やかに接しよう

保守的な自分に情けなくなるも飛び立てない

重たくなりたくないなそう思うけど 軽すぎるのはどうなんだろう私もあなたも似ているから ふたりでとても軽くて そこに真意があるのかどうか お互い分かんなくなってるよね重くなっても許されると思えることが きっと一歩進んだところなんだけど そこに行く…

欲しかった

言わなければ良かった言わなければ良かったな後悔なんてしても仕方ないけど 見返りなんて求めていないつもりだけど それでも思ってしまう喜んでもらいたいと思って動くから 悲しくなる 自分がやりたくてやってれば こんな気持ちにならないのにそう思っていて…

誇れる自分でいたい

丁寧に何度も 分からないことを教えてくれる投げ出さないでくれてありがとう 頼ることを許してくれて ありがとう私のこの先の未来がどんなものであっても 上を向いていたいし 自分の気持ちにだけは 誇れる自分でいたい世間の善悪ではなく 私の気持ちとして私…