空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

棘の数だけ

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いつでも自分の思うタイミングで
好きなようにやめたり始めたり
そんなの簡単って思ってる
思ってた

けど
自分でも知らなかった
すごく単純な当たり前のことに傷つくこと
自分の見たくないものがなんなのか知らないこと

予想外のことばかり
私は簡単に動揺してしまう
泣きたくなって目を逸らす
呼吸が浅くなる

コントロールなんてできない
自分の生の感情を扱いきれない
まっすぐな気持ちを無くすことができない

小さな棘が毎日少しずついくつも刺さっていく
私の日常が幸せと不幸に染まる
入り交じりすぎて
自分の幸せが分からなくなる

もっと傷ついて棘が増えたら
きっと私は終わりにできるんだろう
傷つきたいわけじゃないけど
なにが幸せか分からなくて
今を続けることしかできない