なみだのわけ
なんで涙があふれるのか分からなかった
理由がつけられないまま
言わなきゃいけない言葉も口から出せなかった
頭が痛くなるくらい泣いて
言葉にならない言葉を考えて
私は私の悔しさを知った
理想とする私はもっと飄々としていて
さらっとなんでもできて
みんなからも一目置かれているはずだった
なのに現実の私はそんなことなくて
的を得ないことばかりしてしまって
どうしようもなくて涙があふれてしまう
わからない、と
私にはできない、と
言えたら良かったのか
言ってもダメだったのか
疲れた