空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

どうでもいい夜なんてなかった

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どうでもいい夜なんてなかった

あの夜のことを私は今でも思い出すし
何度でもリピートして
気持ちに浸ることができる

年を経るごとに
経験を重ねるごとに
こなすように日々が過ぎていくけれど

あなたと過ごした夜は
いつだって大切でスペシャルな
特別な夜だった

なくせない
小さなガラスの欠片みたいな
宝石ほどまばゆくない
それでもキラッとするような
私には大切な夜だった

いつまでもこんな気持ち
抱えたまま生きていきたいし
抱えたまま終わりたい