名前のない感情を越える
どうにもできない気持ちが私を襲う
もどかしいような
腹が立つような
大声で言い訳したいような
忘れてほしいような
やりきれない気持ち
それは誰に対してなのか
出来損ないの自分を感じたくないからなのか
ハッキリとした理由も見つからず
ハッキリとした結論も出ないけど
僅かな高揚する気持ちが混ざるそれは
あと一息のところで
乗り越えられる思いなのではないかと
期待を感じる
思いきってしまえば
振りきってしまえば
それでいいのだと、思う
悔しさから生まれる小さなプライドが
少し引っ掛かっているだけだ
私は私になりたい