空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

生活のひとかけら

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切ない

返事がなくて
きっとまたもう寝たんだろうと思ったり
本当は起きてるけど見てないのかな、とか

生活の中に入れない私
いろんな想像をしては
それが想像でしかないことも気付いていて
何をどんな風に考えても
結局なにもわからないまま
切なさを抱えるしかない

それでも私は
深く関わることも怖くて
あなたの生活の一部始終を知ってしまうのも
すごく怖い

背負えない

不安で自信がない

だから切なくても
わからない想像をしている方がマシで
わからないことも
深く入り込まないことも
実は安全だと思う自分もいて

悲しい切ないと嘆くことが
逃げ続ける私の日常なんだろうと思う

あなたの生活の一部に
私がなっているのかどうか
確認することも怖い

いつでも何かあったら
傷が浅いうちに走って逃げたい
できれば泣きたくない

泣きたくない