空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

夢の住人

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ちょうど良いタイミングかもしれない

どんなときも日常には敵わないのだ
いつもある、そこにある
当たり前にある
そういうもの

特別なものはスペシャルで素敵だけど
ありすぎるとお腹いっぱいになって
もたれそうになる

私はそんな重たいものに
なりたくはない

ゆっくりゆっくり薄くなって
スペシャルはスペシャルだったんだなって
遠い目をして懐かしむような
そんな存在でいい

あのときのあの時間
その瞬間は信じられないほど幸せだった

そう思い出してもらえるような
夢の出来事の登場人物として
私はあなたの思い出になりたい

私は日常の位置に
堕ちてはならないのだ

私はあなたの夢の住人