ちょうど良いタイミングかもしれない
どんなときも日常には敵わないのだ
いつもある、そこにある
当たり前にある
そういうもの
特別なものはスペシャルで素敵だけど
ありすぎるとお腹いっぱいになって
もたれそうになる
私はそんな重たいものに
なりたくはない
ゆっくりゆっくり薄くなって
スペシャルはスペシャルだったんだなって
遠い目をして懐かしむような
そんな存在でいい
あのときのあの時間
その瞬間は信じられないほど幸せだった
そう思い出してもらえるような
夢の出来事の登場人物として
私はあなたの思い出になりたい
私は日常の位置に
堕ちてはならないのだ
私はあなたの夢の住人