実物大
思い通りにならない
ならない
ならない
理想は空よりも高く
現実の私を置き去りにする
届かないことへの苛立ちと
自分ならできるはずと言う強い思い込み
身の程知らず
自分の大きさを過大評価
誰もわかってくれない、のではない
私がわかっていないのだ
なにも変わらない現状
届かない理想
それが私のすべてであり
それが私の現実
自分の大きさを把握して
その小ささにうろたえて泣きたくないだけなの
私はもっと大きくて立派で素晴らしくなりたい
だけど虚像に意味などなく
素直な実物大が一番
輝けることも本当は知ってる
小さくても情けなくてもどうしようもなくても
素敵になりたい