私はわたしが決める私
自分の奥深くを上から見下ろして
途方にくれた
過去なんて
今までの思いなんて
何てちっぽけで無意味なんだろう
それらから作られた自分がいる
わかってはいるけどいつまでもそれを理由にはできない
ダメな自分であることの理由にはならない
私は前進しているのだ
たまに奥底を見下ろしてもいいけど
そこに妙な懐かしみを覚えて浸ってしまわないようにしよう
変えられないものがあるかもしれない
でも
変わらなきゃいけないわけじゃない
今もし変わらないのなら
変えようとしなければ変わらないのならば
無理に逆らおうとしなくてもいいのではないか
私はわたしが決める私だ
例えばかみたく傷ついて無駄が多くてのろまでまぬけでも
変わるべきと頭でわかっていても
何を選ぶかはわたしで
私はわたしが決める私なのだ
要するに
無理するな
でも甘えるな
なにもせずに変われないと嘆くのではなく
何度でも、変わらない、を選び続ける
それはきっと限りなく前進に近いはずだ