空想とタメイキ

ポエトリーリーディングをするのがゆめでした。

微笑みながら凍る

遠くを見ている

そう思った

目の前にいるけど、私と話をしているけど

彼の目線の先には未来があって

そこに私がいないことが

私には分かる

 

私は笑顔を貼り付けながら

彼の未来をただただ聞く

私と違う道を歩いていることをはっきりと感じながら

だんだん見えなくなっていく彼を

私は見ているんだ

 

輝いていて綺麗だ

私のいない彼の世界は

 

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