みつけた
とても すごく 小さな自分をみつけた
あたしは小さくて 迷っていて かすれてた
受け止めたものが なんだか判らずに
ひっくりかえしたりして 覗きこんでた
ほんとは 知ってるものだった
でも 忘れてた・・・わけじゃないけど
判ろうとしてなくて わかんなかった
そろそろ それ が 姿をつくりはじめてる
あたしはおろおろと 巨大化していく それ を見つめた
そろそろ限界
あたしの世界は こわれてゆく
あまりにも大きい それ は
「どこにいくの?」
あたしは 聞いてみたいと思った
そのためには 口から声を出さなくちゃいけなくて
だから